テロとの戦い

リッツクリテに行って来ました。
大会スポンサーの豪華賞品に目がくらんで何とか勝ちに行くべく序盤から積極的に展開!
何とか少人数の逃げを作りたいところ。
ところが周回賞のポイントは重ねるものの逃げは決まらず終盤へ。
集団も疲れ始めている模様。
そこで何故か落車の多い高速コーナーに車が!
落車している人間でも収容しているのかと思いながら前へ展開。
次の周のバックストレートでアタックするとまたもや車がコース上に!!
ナンじゃこりゃ???
そしてそのレース中断、ニュートラルに。
コース上の車が排除されてから残り周回を3周にしてレーススタート。
一人飛び出していた僕は後続と7秒差でスタートになりました。
3周、約9分(=540秒)に対して7秒、1パーセント強のタイム差。
一度止まって僕の足はリフレッシュ、ただし他の選手の足もリフレッシュ。
アベレージ40キロで逃げても41キロで追われれば追いつかれる時間差。
逃げ切りは厳しい状況、戻るのも厳しい状況!


こんな時は「前へ!(56さんのステムに張ってあった文字より抜粋)」です!


残り1周回まではいけたものの最終周回で集団に飲み込まれて終了。
人生と一緒でレースは何があるか分からんものです。
まあ楽しかったので良しとして置きましょう。
強烈な独走力を身につけたいものです。

と個人的な感想はこんなものだったのですがレース後「車は開催反対派が実力行使でコースに突っ込んだ!?」とのビックリの噂を耳に!
集団の人数が減ったレース後半、割と見通しの良いところに車がいて、集団を構成する選手の技術も高いであろうC1だったので危険という感覚はしませんでしたが条件次第ではかなり危険な状況になりえたと思います。
●40km/h程度で密集して走る集団の進路を塞ぐ(しかも危険が多いコーナーで)事が落車を誘発し、多くの人に傷害を与える可能性があることは容易に想像できるはずです。
●また仮にレースの開催に反対との事であればそれは主催者と大学間の問題、実は参加する選手はそんなことは知る由もない、となれば参加者数十人がレースのために費やした努力、時間、エントリー費などなど全てを水の泡にする可能性のある行為は人としてすべきではないでしょう。
まさにテロリスト!
白い外車だったしお金はあるんでしょうけど…仮に噂が本当ならかなり人間性を疑ってしまう行為ですね。
京都車連の運営能力、危機管理能力の高さは特筆すべきものでしょう。
スゴイ!!

そして最後に…
噂があくまでも噂で、車に乗ったオジサンが警備員のかたの言う事が理解できずに迷い込んだだけなら…
人生と一緒で何が起こるかわからないところがロードレースのだいごみだ!!!
の一言で片付けたいと思います!