熟成の味

超高級肉屋さんでは肉をしばらく放置することで熟成させうまみを引き出すそうです。
科学的に分析すると「熟成」により肉の成分のうちタンパク質が分解されアミノ酸になる(うまみの成分であるグルタミン酸が生成する?)こと、タンパク質の分子鎖が切断されやわらかくなるということ、この二点が熟成により肉が美味しくなる理由かと思われます。

というわけで今日は後輩達と肉を喰らいました。
今回は長期熟成の肉!!
もちろん100円/100g以下の牛肉です。
熟成期間はクーラーボックスで数日?冷凍庫で2ヶ月半といったところです。
一部緑色な部分が見受けられたものの一応牛肉っぽい感じの肉です。

基本的に焼肉は生焼けでガンガン行く方ですが今回は慎重にならざるをえない状況でした。

さてお味の方は・・・

歴代最強クラスでした。


まずすぎる!!!!


見事に熟成され臭みの増した赤みと同じく長期熟成により酸化され変質した脂肪のハーモニーが口の中でまるでオーケストラのように調和していました。
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団も真っ青の調和っぷりでした。

明日はまともなご飯を食べたいと思います。