衝撃のエコ

某大学の自転車競技部は意外と変わった人間が多いです。

そんな彼らの生態をちょっとだけ紹介しましょう。

我々の生活における「行為」は伝統や風習によって知らぬ間に形式化しており、その本質が何かを考えずに行っていることが多いです。
そんな行為の本質について深く考え、実践する漢(オトコと読みます)が後輩にいます。
彼のポリシーに「炊飯器のお釜は洗わない」というものがあります。
彼曰く「ご飯を炊いた後のお釜に残っているのは元をただせば米、次に炊くのも米なので混ざれば一緒」だそうです。
たしかにお釜に残っていた極少量の残留物は毎回米を炊くたびに希釈され定常状態に落ち着くはず。
お釜の汚さは常に一定に保たれ、おなかを壊さなければ本質的には問題なし!?
ちなみに食後のお皿もたまにしか洗わないとのことです。
彼曰く「カレーの後次のご飯はカレーの余韻を楽しめる」だそうです。
まさにゼロエミッション!!
究極のエコですね。
社会通念にとらわれず己の感性で生きる漢、将来が楽しみです。
一応お皿くらいは洗った方が良いとアドバイスしておきました。

そんな漢のなかの漢の3回生に羨望のまなざしを向け日々修行に励む男が1回生にいます。
彼も意外と省エネ派。
彼曰く「冬場は汗をかかないのでレーパンを週に1回しか洗いません」。

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こないだ練習後一緒に大文字山を走った時もレーパンを履いていたような???

世の中にはいろんな人もいるものですね。
あ、一応レーパンは毎日洗った方が良いとアドバイスはしておきました。